2025年9月の大型連休を利用して、道東観光の拠点として「阿寒湖畔温泉 ニュー阿寒ホテル」へ来訪しました。
阿寒湖の代名詞ともいえる老舗ホテルですが、実際に訪れてみると、空と湖が一体化するようなスパ体験や、道民も納得のこだわりビュッフェは、家族の記憶に深く刻まれるものとなりました。
今回は、2歳と6歳の息子たちを連れた宿泊体験をもとに、親子目線でその魅力と注意点をレポートします。
施設概要
ニュー阿寒ホテルは、北海道・阿寒湖温泉街の中心部に位置する大型リゾートホテルです。阿寒湖を目の前に望む立地が特徴で、観光や温泉巡りの拠点としても利用しやすい環境にあります。
館内には大浴場や屋上スパ、ビュッフェレストランなどが揃っており、ホテル内だけでもゆったりと滞在を楽しめる造りになっています。ファミリー層の利用も多く、実際に宿泊した際も、小さな子ども連れの姿を多く見かけました。
大型連休中ということもあり全体的に賑わっていましたが、館内スペースにはゆとりがあり、移動時に大きな窮屈さを感じることはありませんでした。阿寒湖観光を楽しみながら、食事や温泉もまとめて満喫したい家族旅行には、使い勝手の良いホテルだと感じました。
家族全員で楽しめる「天空ガーデンスパ」
このホテルの目玉といえば、屋上に位置する「天空ガーデンスパ」です。阿寒湖と空が繋がったように見えるインフィニティ・エッジ・スパは、まさに非日常の極みでした。
専用の湯浴み着(無料貸出)を着用するスタイルのため、家族全員が同じ空間で過ごせるのが大きな魅力です。温泉とプールの中間のような感覚で、景色を眺めながら家族団らんの時間を楽しめました。
スパは場所によって少し深さがあるため、2歳の次男は終始抱っこで入っていました。一方、6歳の長男は「一番高いお風呂すごい!ここからお湯を落としたら、下は雨になるの?」と、子どもらしい発想を口にしながらも、縁(エッジ)部分には少し怖がりながら恐る恐る近づいて景色を眺めていました。
ただし、屋上という立地上、天候の影響を受けやすい点には注意が必要です。滞在した夜は強風のため安全を考慮して利用できず、それだけが少し心残りでした。
昼と夜で雰囲気が大きく変わるスポットなので、天候が安定しているタイミングで早めに利用しておくのがおすすめです。
道民も唸る「セルフジンギスカン」と海鮮ビュッフェ
食事は夕食・朝食ともに、大きな窓から阿寒湖を望む絶景のレストランでのビュッフェスタイルです。
特に印象的だったのが、自席のコンロで焼く「一人ジンギスカン」です。道民にとってジンギスカンは馴染み深い料理ですが、あえて外食で選ぶ機会は意外と少ないものです。自分たちのペースで熱々を焼いて食べるスタイルは、改めてその美味しさを実感できる体験でした。
夜は新鮮な寿司や目の前で揚げる天ぷらが並び、朝は好きな具材を自由に乗せられる海鮮丼など、北海道らしいメニューが充実しています。ライブキッチンの演出や豊富なデザートに子どもたちも大喜びで、家族全員が食事時間をしっかり楽しめる内容でした。
子どもの好奇心を刺激する館内空間
ニュー阿寒ホテルで印象的だったのは、温泉や食事だけではなく、館内そのものが子どもにとって楽しい空間になっていたことです。
館内へ入ってまず目を引くのが、ロビーから上層階まで吹き抜けになった巨大な「アトリウム」です。客室が外周を囲むように配置されているため、廊下からロビーを見下ろせる独特の構造になっており、まるで近未来的な建物のような雰囲気があります。到着直後から子どもたちは「すごい!」「かっこいい!」と興味津々で、館内を見回していました。
大型連休中で利用客は多かったものの、吹き抜け空間のおかげで圧迫感は少なく、全体的にゆったりとした印象です。ロビー周辺も広々としており、移動中でも開放感を感じながら過ごせました。
子どもたちが特に気に入っていたのが、ロビー側がガラス張りになったシースルーエレベーターです。上昇するにつれてアトリウム全体を見渡せるため、移動そのものがアトラクションのようでした。何度も「もう一回乗りたい」と言うほどお気に入りで、ホテルの建築そのものを楽しんでいる様子が印象的でした。
逆に、部屋へ向かう移動だけでも子どもたちはかなりはしゃいでしまい、親としては少し大変だった部分でもあります。吹き抜け構造やエレベーターの特別感に興奮しやすいため、ほかの宿泊客の迷惑にならないよう注意しながら移動する必要があると感じました。
訪問アドバイス
大型連休中の利用だったため館内はかなり賑わっていましたが、ホテル自体の規模が大きく、想像していたほどの窮屈さは感じませんでした。夕食ビュッフェの開始直後はライブキッチン周辺などが混雑しやすいため、小さな子ども連れの場合は少し時間をずらして利用すると回りやすいと思います。
また、天空ガーデンスパは天候の影響を受けやすく、阿寒湖周辺特有の強風で利用できない場合があります。昼と夜で雰囲気が大きく変わるスポットだからこそ、天気が安定しているタイミングで早めに利用しておくのがおすすめです。
館内にはゲームコーナーもあり、温泉や食事の合間に子どもたちが遊べるのも印象的でした。ホテル内だけでも十分に過ごせる環境が整っており、観光を詰め込みすぎず、館内でゆっくり一日を楽しむような滞在にも向いていると感じます。
一方で、吹き抜け構造やシースルーエレベーターに子どもたちはかなり興奮しやすく、我が家も移動中にはしゃぎすぎてしまう場面がありました。特に夜間は音も響きやすいため、周囲への配慮を意識しながら行動すると安心です。
おすすめポイント
- 家族で楽しめる天空ガーデンスパがあり、阿寒湖の景色を眺めながら特別感のある時間を過ごせる
- セルフジンギスカンや海鮮ビュッフェなど、北海道らしい食事をホテル内でしっかり満喫できる
- 吹き抜けアトリウムやシースルーエレベーターなど、子どもがワクワクしやすい館内構造になっている
- ゲームコーナーなどもあり、館内だけでもゆっくり一日過ごしやすい
- 阿寒湖温泉街の中心に位置しており、観光拠点として動きやすい立地
気になるポイント
- 天空ガーデンスパは天候の影響を受けやすく、強風時は利用できない場合がある
- スパは場所によって深さがあり、小さな子ども連れは抱っこが必要になることもある
- 建物には年季を感じる部分もあり、最新ホテルのような新しさ重視の人には好みが分かれる可能性がある
- 吹き抜け構造で音が響きやすく、子どもが興奮すると周囲への配慮が必要
ニュー阿寒ホテル
ニュー阿寒ホテルは、阿寒湖の絶景を楽しめる天空ガーデンスパや、北海道らしい食事を満喫できるビュッフェなど、ホテルの中だけでもしっかり旅気分を味わえるリゾートでした。
ホテルでゆっくり過ごす時間も大切にしたい家族旅行には、とても相性の良い一軒ですので、阿寒湖観光の際の拠点として検討してみてはいかがでしょうか。

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