滝瀬海岸シラフラ

北海道の隠れた絶景スポット、滝瀬海岸の「シラフラ」をご紹介させていただきます。

目次

シラフラとは?

「シラフラ」とは、道南の日本海側に面した「乙部(おとべ)町」の滝瀬海岸にある断崖です。
珍しいかもしれないけれど、断崖なんて他でもあるんじゃない?と思うでしょう。

しかし、この「シラフラ」はアイヌ語で「白い傾斜地」という意味で、高さ約20mの白い断崖が約500mにもわたってそびえ立ち、まるで異世界のような美しい海岸線を形成しています。
シラフラの成り立ちは、約500万年前の火山噴火で噴出した軽石が海底に積もって出来た地層が隆起し、現在のような姿になったと考えられています。

シラフラを見学するには

シラフラを見学するには、「シラフラ眺望スペース」と「滝瀬海岸」と2つの場所があり、それぞれを紹介していきます。

シラフラ眺望スペース

まずひとつ目は、シラフラ眺望スペースです。
元々は野原に柵があるぐらいでしたが、最近になって、舗装された駐車場に遊歩道、休憩室というなのトイレが建てられて便利になりました。

眺望スペースは駐車場から歩いてすぐの場所にあり、足に自信のない方でも容易に眺望デッキに行けます。
眺望デッキから眺める美しい日本海とシラフラの断崖は圧巻の一言です。

冬場でも開放されているらしく季節を問わず、お手軽で気軽に見学するのなら、シラフラ眺望スペースが最適です。

滝瀬海岸

シラフラを間近にダイナミックに感じたいという人は、もうひとつの滝瀬海岸からの見学が良いでしょう。
ですが、駐車場から滝瀬海岸へ降りて、砂浜を600〜700mぐらい歩いて歩いて行かねばなりません。

慣れていないのか、運動不足なのか、はっきりしませんが、関東出身者の私にとって北海道の砂は重くて歩きづらい気がします。
ただし、海岸には獲れたニシンを運ぶ為に崖を掘削してつくった「くぐり岩」、砂浜には沢山の流木などが流れ着き、大きな貝殻も沢山あり、断崖を間近には岩の隙間から流れる小さな滝を見つけたりと思わぬ発見がいくつもあります。

それに海岸だからこその視点で見る、聳え立つシラフラの白い壁は、大迫力で力強く美しく、心に残る光景で頑張ったからそこの体験ができます。

一度はいってみたいシラフラ

シラフラは道民にも知名度が低い観光スポットですが、大自然が形成した素晴らしい絶景に出会える場所です。

人気ロックバンドの「GLAY」がシラフラをバックに撮影したようで、ファンの方にとっては、聖地のひとつかもしれません。
道南観光の際には是非お立ち寄りください!

※画像はイメージです。


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