エルム高原オートキャンプ場を紹介!

北海道赤平市にある自然あふれるキャンプ場、「エルム高原オートキャンプ場」。
北海道のキャンプ場の中ではあまりメジャーではありませんが、しかし本当に魅力的なこのキャンプ場。

2024年7月にキャンプしたときのことをレポート、そしてその魅力を紹介していきたいと思います!

目次

エルム高原オートキャンプ場とは

「エルム高原オートキャンプ場」は北海道札幌市から車で約2時間の距離にある、北海道赤平市にあるエルム高原リゾートの中のオートキャンプ場です。

エルム高原リゾートには、「エルム高原オートキャンプ場」の他に、隣接するもう一つのキャンプ場であるリーズナブルで通年営業の「エルム高原家族旅行村」、貸別荘のような本格的なコテージの「虹の山荘」、日帰り温泉施設の「エルム高原温泉ゆったり」があります。

今回紹介する「エルム高原オートキャンプ場」は、となりの「エルム高原家族旅行村」と比較するとやや高価ながら、車のすぐ横にテントを設置できる快適さがあり、テントを所有していない方でも、「虹の山荘」よりもかなり簡易的でリーズナブルな小屋泊を楽しめる、「ケビンサイト」も利用できる、キャンプ初心者の方にもおすすめなキャンプ場です。

開設期間は通年営業の「エルム高原家族旅行村」とは異なり、5月上旬~10月中旬となっています。

事前の買い物は隣町の滝川市で

「エルム高原オートキャンプ場」のある赤平市は小さな町ですが、赤平市から車で20分ほどの距離の隣町、滝川市はかなり大きい町で、ホームセンターやイオンなどもありますので、キャンプ場で使う食材や炭、焚き付けなどは滝川市で購入することをおすすめします。

買い忘れがあった場合でも、車ですぐ買い出しに行けますので、立地的にかなり便利だと思います。

センターハウスにてチェックイン

「エルム高原オートキャンプ場」の敷地内に入ると入口にセンターハウスがありまずので、そこに一時駐車して、チェックインの手続きを行います。

事前に予約した内容を確認し、前払い制なので、ここで料金を支払います。
支払いは現金のみです。

キャンプで発生したゴミを持ち帰りたくない人は、ここで400円を追加で支払うと、キャンプ場のゴミ捨て場にゴミを捨てるためのゴミ袋をもらえます。

キャンプのゴミを家に持ち帰って捨てるのはかなりおっくうで、キャンプのゴミはかなりかさばるものが多いので、ここは支払っておくことをオススメします。

あいにくの雨の中、テント設営

「エルム高原オートキャンプ場」のオートサイトには価格順に、Aサイト、Bサイト、Cサイトの3種類のサイトがありますが、私たちは今回は一番リーズナブルなCサイト(利用料3140円+入場料)を選択しました。

Aサイト、Bサイトには炊事台や電源などがありますが、CサイトはBBQなどをするための野外炉のみが設置されています。

この日は降雨確率50%程度の雨予報でしたが、悪いほうの50%に当たってしまい、あいにくの雨。
合羽を着て雨の中、テントとタープの設営を行いました。

最もリーズナブルなサイトながら、Cサイトはテントと、少し大きめのヘキサタープをゆったりと設置できるだけの十分な広さがあります。

雨に濡れながら、テントとタープの設営が完了しました。
さっそくお酒を飲みたいところでしたが、近くの温泉に車で行く予定ですので、ぐっと我慢します。

「エルム高原温泉ゆったり」でゆったり入浴

夕食の前に、雨に濡れて冷え切った体を温泉で温めようと思います!

「エルム高原オートキャンプ場」の川をはさんでとなりに「エルム高原家族旅行村」というもう一つのキャンプ場があり、その更に向こう側に温泉施設「エルム高原温泉ゆったり」があります。

なのでオートキャンプ場から徒歩で行くことも可能ですが、結構な距離がある上に上り坂を上ることになるので、私たちは今回は車で向かうことにしました。

リーズナブルで必要十分な温泉施設

「エルム高原温泉ゆったり」は山小屋風の外観の日帰り温泉施設で、利用料金は大人(中学生以上)500円、子供(小学生)300円、幼児無料とリーズナブルな設定になっています。

館内は休憩用の大広間やキッズスペースなどがあり、札幌近郊の温泉施設と比較するとややこじんまりとした印象ながら、オーソドックスな温泉施設という感じ。

オートキャンプ場はこの日は私たちの他には利用客が一組だけ、とガラガラでしたが、この温泉施設はかなり賑わっていました。

浴場の紹介

「エルム高原温泉ゆったり」の内風呂は普通の温度の主浴槽、熱めの高温浴槽、泡風呂、水風呂、乾式サウナがあります。

露天風呂は一か所で、他の温泉施設の露天風呂と比べると、かなり狭めの印象です。

札幌近郊のスーパー銭湯や温泉施設と比べてしまうと全体的にやや狭めですが、それほど混み合うこともなく、必要十分といった印象の温泉施設ですね。

温泉でしっかりと温まったところで、オートキャンプ場に戻ることにしました。

大自然の中で、BBQタイム!

温泉からオートキャンプ場に戻り、もう車に乗ることはない、ということで、ようやくお酒にありつくことができました。

これから夕食のBBQの準備です!
炊事場はCサイトのテント設営場所から歩いてすぐのところにありますが、この日は雨のせいで芝生が滑り、坂を上っているときに転んでしまいましたので、雨の日は足元注意です。

「エルム高原オートキャンプ場」の炊事場は、水道と炊事台のみの本当にシンプルなものです。
野外なので当然虫が集まっていたりするので、苦手な人は注意です!

炊事場に生ごみのゴミ箱が設置されていますので、野菜を切ったあとに出るゴミをその場で捨てることができるので、とても便利ですね。

BBQはCサイトに設置されている野外炉でやることもできましたが、この日はずっと雨が振っていましたので、タープの下で自前のBBQグリルでやることにしました。

滝川市内で購入した肉と野菜でBBQをしましたが、やはり大自然の中、炭火で焼く食材はいつもよりずっと美味しいものでした!

手持ち花火を楽しもう!

「エルム高原オートキャンプ場」では花火は手持ち花火のみ使用可となっています。
テントサイトの芝生を焦がさないように、アスファルト部分で楽しみましょう。

札幌市という都会では、なかなかハードルが高い花火という遊び。
キャンプ場、しかもほとんど周りに客がいないので、周りへの迷惑などもあまり考えることなく、大いに楽しむことができました!

寝る前にまったり焚火タイム

「エルム高原オートキャンプ場」は、他の多くのキャンプ場同様、直火での焚火は禁止されていますが、焚火台を使用しての焚火は可能です。

にぎやかなキャンプ場も悪くないですが、他にキャンプ客がほとんどいない中、大自然の中で静かな焚火を囲む時間は本当にかけがえのないものだと感じます。

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この日は天気が悪く見ることはできませんでしたが、さえぎる光の少ないキャンプ場で見る星空は、本当に最高ですよね!

ケビンサイトの紹介

今回はテント泊でしたので利用しませんでしたが、「エルム高原オートキャンプ場」にはリーズナブルに利用できるケビン(小屋)が2種類ありますので、ここで紹介しておきたいと思います。

高床式ケビン

一階建で、地下部分に炊事場とBBQができる野外卓があるケビンです。
このケビンは私は数年前に利用したことがありますが、テントを所有していない初心者キャンパーに本当におすすめです。

天候に左右されずキャンプ料理を楽しめるところが、最大の強みですね!
小屋部分は2段ベッド、簡易的な暖房、テーブルと必要最低限の設備となっています。

二階建てケビン

高床式との違いは小屋部分が二階建てで、野外卓が屋根のない文字通りの野外にあるところです。
小屋部分は高床式より広いですが、BBQなどをする際に天候に左右される点が欠点ですね。

利用料金はともに8380円+入場料(人数分)となっています。

「エルム高原オートキャンプ場」でキャンプを楽しもう!

札幌市から車で約2時間、滝川市からは車で約15分という好立地ながら、あまり混み合うことのなく、大自然の中で静かにキャンプを楽しめるキャンプ場、「エルム高原オートキャンプ場」。

どちらかと言えばファミリーキャンパー、初心者キャンパー向きですが、ソロキャンプなどにも十分に対応するキャパシティを持った素晴らしいキャンプ場だと思います。

道内の方はもちろん、北海道外のキャンパーにもおすすめできるこの「エルム高原オートキャンプ場」で、思い出に残るキャンプを楽しみましょう!

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