北海道の生活で驚愕した話

私は北海道の北見市生まれで、北見には24歳頃まで住んでいました。
これは、私が中学生の頃にあった「北海道ならではの驚くお話」です。

当時、私は二階建ての借家に住んでいました。
学校の休日前は一階にあるTVでスマブラなど夜通しゲームを楽しんでは、そのままコタツなどで眠ってしまうことがよくありました。

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違和感?!

その出来事が起こった日も、そんな風に寝落ちして気がつけば朝・・・。
いつも通りの展開だったのですが、起きた瞬間から「とてつもない違和感」に襲われたのです。

「もう9時じゃん・・・あれ?なんか、暗い?」
遮光レベルが高いカーテンを使っている訳でもない為、普段なら朝がくればカーテンから漏れる光がそれを伝えてくれました。
ですが、コタツから覗く一階の様子はなぜか暗いまま。

もっと違和感を感じたのが、二階へ続く階段途中に窓から光が漏れている。
私は疑問が解けぬまま、とりあえずカーテンを開けてみました。
すると、そこには窓一面の雪!!

雪景色ではありません。文字通り「雪」です。

いったいなにが?

生まれてこの方、北海道で生活してきた私でも、すぐには状況が飲み込めません。

「とりあえず、外に出てみよう」
とドアを開けようとしたが
「あっ開かない…?」

鍵はかかっていない。
ドアに体当たりをしてみると、少しだけできた隙間から見える、雪。

嫌な予感がして、二階の部屋から外の景色を確認すると・・・
降り積もった雪が一階の屋根部分まで到達していた!!

北見は地域柄、積雪が多い印象ですが、一晩でここまでの積雪は後にも先にもこの日だけ。

その後どうしたかというと

結局その後はどうしたかと言えば、玄関からは外に出られなかったので、スコップ片手に二階の窓から玄関付近に飛び降り雪かき。
いえ、これはもはや雪上げ!
雪を除ける場所がない為、ひたすら上に放る感じです。

家の玄関口から道路まで、直線距離で10M程度ですが、道路に出るまでに半日ほどひたすらに雪上げ作業する羽目に。
この日は北見全域でそのような状態だった為、しばらくは歩道に雪が残り続け、通常2車線の道路も1車線分の確保がやっとな状態でした。

これが私が体験した冬の北海道での驚愕した話です。

※画像はイメージです。

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