ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo のすすめ

札幌市のクリスマスといえば「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」、札幌に移住して初めて知ったこのイベント。
ドイツ・ミュンヘン市と姉妹都市提携30周年を記念して2002年から始まり、2024年現在で第23回目。
クリスマス雑貨、ホットワイン、ドイツ料理、オリジナルマグカップといった店舗が野外に立ち並ぶという。

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ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoへ

クリスマスが平日で忙しいことが確定していたため、まだ忙しくないうちにと、少し早めのクリスマスを味わいに行った。

11月下旬から始まっているイベントではあるけれど、そもそも札幌市では11月頭からすでに雪が積もっているのでなんの違和感もない。雪国であることを逆手にとって、長期間クリスマスを味わえるのは札幌市の良さともいえるのかもしれない。
クリスマスにはまだ早い時期のミュンヘン・クリスマス市では、建物のレンガの模様や靴下の飾りからクリスマスのにぎやかで温かい雰囲気を感じられ、すれ違う人たちも雰囲気にあてられてなのか、ウキウキと楽しそうな人が多い。

スノードームや紅茶やチョコが入ったかわいい缶のお店、アフロみたいな髪型のサンタのグッズ、日によっては歌のパフォーマンスもあり見どころは沢山あるが、今回、何よりも注目したのは「おいしくて少し珍しい食べ物たち」である。

まずはお酒から

食べ物を売るお店には食べ物の写真+品名が書いてあり、初めてみるものでもわかりやすい工夫がしてあるが、その中でも温かいビールはダントツで味の想像が難しくて、思わず注文してしまった。

注文した「ホットフルーツビール」は、鮮やかなマゼンタ色の飲み物の上にうっすら白い泡が立っており、飲んでみると温かいのに確かに炭酸が存在している。

味はビールの苦みよりもベリー系の酸味がとにかく強い!
そして飲み込むと、アルコール度数の高さをのどと胃の熱さで感じる。
味はビールというよりも果物のリキュールに近く、香りが不思議と美味しい飲み物だった。

隣の店舗にはホットチョコレートワインというのがあり、これもまた珍しく感じて注文。
一口飲んでみると、フランボワーズ系の味が強い酸味のある薄いチョコレート味といった飲み物だ。
でも、二口、三口と飲み進めるとチョコの味わいが深くなってきて、どんどん癖になる。
飲み切るころには、一口目の「こんなもんか」という印象からは一転変わって、もう1杯飲みたい!と思えてしまう飲み物だった。

くいだおれミュンヘン市

程よく酔いがまわってきたところで、つぎは食べ物。
ソーセージやモッツァレラパイといったものを食したが、一番美味しかったのはプレッツェルである。

塩味のプレッツェルは外側カリッと中はもっちりしていて、バターの味と薄っすら感じる塩味が生地の甘みを強く引き立てるせいで、ちぎる手が止まらなくなる。

クリームチーズ入りのプレッツェルは、中に仕込まれた滑らかなクリームチーズとほんのり甘い生地で甘さ控えめスイーツのような味わいに。
手のひらより大きなパンで500円~600円とイベント価格ではあるものの、食べて正解だったし、なんなら持ち帰りたいとも思ったほど。
ベーグル系のもっちり食感や、塩バターパンのようなしょっぱみが好きな方にはぜひとも食べてみてほしい。

クリスマスといえば、最近話題になっているシュトーレンも売っているので、食べたことがない方はお試しで食べてみるのはありかもしれない。

美味しく楽しいミュンヘン市

沢山のアルコールに美味しい食べ物たち、周りには鮮やかなクリスマス飾り。
25日にはまだ早いクリスマスだったが、今年のクリスマスはこれで満足、といえるほどいいイベントだった。

今後もきっと行われるであろう「クリスマス・ミュンヘン市」、機会があれば顔を出し、ぜひプレッツェルやホットビールを味わってみてほしい。

※画像はイメージです。

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