色とりどりのアーケード!狸小路の狸まつり

夏真っ盛りの狸小路。
ここでは毎年、およそ1ヶ月弱もの間『狸まつり』が開催されます。

目次

狸小路の歴史

明治2年に明治政府が開拓使を置いたころ、現在の狸小路2、3丁目付近に飲食店などが立ち並び、明治6年にはその辺りが『狸小路』と呼ばれるようになりました。

そして、大正5年のこと。
狸小路3丁目には3カ所の街灯が灯り、昭和5年には5丁目を皮切りに、各丁競ってスズラン型の街灯『鈴蘭灯』を置くようになり、昭和11年には5丁目に初めて8基、続いて2丁目?6丁目にかけても鈴蘭型ネオンが輝くようになりました。

狸小路といえばアーケード

今となっては札幌の中心街を代表する狸小路。
明治6年に完成したその場所は、北海道最古の商店街として、現在も賑わいを見せています。

狸小路は1丁目から7丁目まで存在し、元々はどこも違う形のアーケードでした。まるで各丁ごとに競い合うように、デザインに違いがありました。
しかし、昭和57年に1〜6丁目までが建て替えられ、現在は2代目のものとなっています。
ですので、古くから残っているアーケードは7丁目のみとなっています。

狸神社

狸小路2丁目には、『本陣狸大明神社』という小さな神社があります。
そこには狸地蔵があり、撫でたり叩いたりする場所によって、安産や商売繁盛といった八徳があるとされています。
元々は4丁目にありましたが、5丁目を経て現在の2丁目に置かれるようになりました。

狸まつり

さて、そんな狸小路のアーケードで毎年夏に1ヶ月ほど行われるのが『狸まつり』。
2026年で73回目となる、歴史あるお祭りです。

アーケード全体が華やかに装飾され、普段よりも活気あふれる狸小路。

いずれのアーケードも個性的な装飾ですが、中でも5丁目では狸小路商店街のキャラクター、『だっこポン』の巨大なバルーンが吊り下げられており、一番の写真スポットとなっています。

一日限定でナイトバーゲンが行われたり、8月の第一土曜日には2丁目の狸神社から狸神輿渡御が行われたりと、装飾のみではなく、催し物も開催されます。

実際に狸神輿渡御の様子を見てみたところ、最初に狸神社の前で狸小路の代表の方が挨拶し、青年会の人たちが元気に拍手し、掛け声とともに狸神輿を担いでいきました。

この狸神輿は、2丁目から1丁目、そして7丁目まで練り歩いていきます。
ちょうど見えたのは、2丁目から1丁目へ向けて渡御する様子でした。
これからおよそ4時間近く掛けて、2丁目に戻ってくるのです。

その気迫は見応えがあると思いました。

おわりに

今回は、狸小路の歴史と狸まつりの体験について紹介させていただきました。
普段は特に気にせず通り過ぎるアーケード商店街にも歴史があり、地元民でありながら、狸神社があることすら知りませんでした。

もしも観光に来る際は、お土産やカプセルトイだけではなく、ぜひ狸神社にもスポットを当ててみてほしいと思いました。

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