これが読めたら北海道ツウ!北海道難解地名20選

北海道の地名は、アイヌ語由来の地名に漢字を当てたものが多いので読み方が難しいのは有名ですよね。
今回は、これが読めたらあなたも北海道ツウ?!な難解地名20選を紹介します!

1.足寄

読み方「あしょろ」
アイヌ語で「エショロ・ペッ=沿って下る川」という言葉が由来です。

十勝総合振興局管内の足寄郡にある町で、牛の畜産と農業ではワランブキが盛んです。
松山千春さんの出身地として有名ですね。

2.積丹

読み方「しゃこたん」
アイヌ語で「シャク・コタン=夏の村」という言葉が由来です。

後志総合振興局管内にある積丹郡の中の町で、積丹半島の先端に位置しています。
積丹といえば、ウニを思い出す方も多いハズ?
そして、積丹ブルーのきれいな海がダイバーにも人気のスポットです。

3.占冠

読み方「しむかっぷ」
もう読めなくなってきましたね(汗)
アイヌ語で「シモカプ=とても静かで平和な上流の場所」という言葉が由来です。

占冠は北海道勇払郡にある村なのです。
星野リゾートトマムがあり、冬はスキー、雪の無いシーズンは雲海テラス等とリゾート地として国内外に有名なのに、村というのがすこし不思議な感じがします。

4.発寒

読み方「はっさむ」
アイヌ語で「ハチャム・ペッ=桜鳥のいる川」という言葉が由来です。
桜鳥とはムクドリのことで群生していたことからこの地名になったようです。

こちらは札幌市西区にある地名です。
これと行った観光地や有名な物はありませんが、イオンモールがあり、近くの道民は買い物でよく利用します。

5.幣舞

読み方「ぬさまい」
アイヌ語で「ヌサ・オマ・イ=イナウを捧げるところ」という言葉が由来です。イナウとは稲穂状のアイヌの祭具です。
ちょっと日本語っぽい字と読み方な気がしましたが、バリバリのアイヌ語でした。

釧路市の町です。
厳密に言えば町内ではないのですが、釧路川にかかる幣舞橋が有名で、釧路十景、日本百名橋のひとつです。
夜間はライトアップされてとても幻想的なのですが、この橋と言えば、やはり夕日。
絶景で一見の価値ありです!

6.爾志

読み方「にし」
いや~これはもうお手上げですね(笑)そもそも「爾」をなんと読むかわからない。
アイヌ語にそれらしき地名がないことから和名の「西」から由来しているそうです。アイヌ語じゃなくても難しいなんて・・・

こちらは町や村の名前ではなく、群で檜山振興局にあり、なかでも一番大きな町は乙部町となります。
お勧めスポットは「しびの岬公園」、柱状節理海岸がまるで異世界に迷い込んだようです。

7.興部

読み方「おこっぺ」
おこっぺ牛乳とか、「おこっぺ」という言葉は聞いたことがあっても「興部」と書くとは思いもよらないですよね。
アイヌ語で「オウコッペ=川尻の合流しているところ」という言葉が由来です。どうやら「ペッ=川?」とだんだん解読できてきましたね!

オホーツク総合振興局管内の町です。
海と山の幸に恵まれた食の宝庫で、魚介類と乳製品がお勧めらしいのですが、個人的には「道の駅おこっぺ」です!
旧興部駅の跡地に建てられた道の駅で、現役時代の名寄本線の資料、野外には「ルゴーサ・エクスプレス」の車両展示。
上興部駅の駅舎を再利用した「上興部鉄道資料館」は当時のそのままの雰囲気で、駅構内に国鉄色のキハが展示されています。
鉄道好きな方は、ぜひとも訪れてください!

8.蕨岱

読み方「わらびたい」
「わらび」の読み方を知っていればクリアできそう。埼玉県にも蕨(わらび)市がありますのでここまでの難易度はそうでもないかもしれませんが、「岱」はなかなか読めないのでは?
アイヌ語で「ワルンペフル=蕨丘」という意味。蕨が多く生えていたのでしょうね・・・

石狩郡当別町に属する地区です。
337号線と275号線が交差する地点で、畑が広がるのどかな土地です。
ちなみにですが、地域に流れる川は自然のものではなく、昭和26年から工事が始まり昭和45年に完成した、人工の農業用水路「篠津運河」です。

9.倶知安

読み方「くっちゃん」
倶知安はアイヌ語由来で、「クトゥサニ=泥土の濁川」、「クッサン=川が円筒の地形の所を流れ出す」、「クッサニ=魚を捕る道具、くだを流れ出るところ、崖を流れ出るもの(いずれも川を表している?)」、「クッサムウンペッ=岩崖のかたわらにある川」、「クチャウンナイ=
猟人のいる小屋のある沢」などの諸説ありどれが正しいかは不明となっていますが、いずれも川や水の流れに関わっています。

倶知安町は、後志総合振興局所在地で虻田郡の町です。
リゾートで有名なニセコ町の隣にあって、「ニセコ観光圏」を形成してスキーなど自然を利用したリゾート地として有名です。

10.女満別

読み方「めまんべつ」
アイヌ語で「メマンペッ=泉が湧いている川」という言葉が由来です。

北海道網走支庁管内、網走郡の町でしたが、2006年03月に合併し大空町になり、大空町女満別〜と町域として地名は残っています。
女満別空港やメルヘンの丘があるので知っている方も多いかな?

11.知方学

読み方「ちっぽまない」
アイヌ語で「チプ・オマ・ナイ=舟のある川」という言葉が由来です。

釧路路郡釧路町仙鳳趾村にあるとても狭い地域で、太平洋沿岸にある漁村ですがほとんど人は住んでいないようです。
山間の飛び地には小さな小学校があり、尻羽(シリパ)岬への分岐路には難読地名看板がたっています。
ここの沿岸ライン、ほとんどっていうか全部読めないくらい難しい地帯ばかりです。

12.神恵内

読み方「かもえない」
なんだか縁起がよさそうな字面ですね!それもそのはず。アイヌ語で「カムイ・ナイ」意味は神の沢。

北海道後志総合振興局管内、古宇郡にある人口796人の小さな村。
斜古丹半島の西側にあって、江戸時代から戦前まではニシン、その後も漁業を中心に発展しました。
地震が少なく、冬の冷え込みが弱くて暮らしやすい土地です。

13.来止臥

読み方「きとうし」
アイヌ語で「キト・ウシ=行者ニンニクがあるところ」という意味です。行者ニンニクとはアイヌネギとも呼ばれる山菜でニンニクのような香りが特徴です。アイヌの人達の貴重な栄養源だったのですね。
「臥」の字を調べると「うし」という読み方がないのですが、なぜ?

ここも「知方学」と同じ釧路町太平洋沿岸ゾーンです。
根室浜中釧路に面していて、キャンプ場に向かう道の入口に難読地名看板がたっています。

14.長万部

読み方「おしゃまんべ」
聞いたことはあるかも?!でもこんな漢字なんですね。
由来はいくつかあり、アイヌ語で「オ・サマム・ペッ=(長万部川)川尻が横になっている」「ウパシサマムペ=雪・カレイ類の魚」「オサマムペ=カレイのたくさん捕れる河口」という意味があります。

渡島総合振興局北部にある町です。
たぶん道外の方でも、少しは聴いたことがある地名だと思います。
毒舌、傍若無人な長万部の公式ゆるキャラ「まんべくん」がツイッターで炎上し、それで知った方いるのではないでしょうか?
その他にも、秘湯の二股らじうむ温泉、名物カニ飯など楽しいこともたくさんあります。

15.妹背牛

読み方「もせうし」
アイヌ語で「モセウシ=イラ草が茂るところ」が変化した地名。とりあえず妹と牛は関係ないみたいです。

空知総合振興局管内北部、石狩川と雨竜川に面し、水田が広がるのどかな町です。
道内でもあまりない屋内カーリング施設や、お盆の3日間しか開館しないレアな郷土資料館があります。

16.納沙布

読み方「のさっぷ」
ご存じ「納沙布岬」の「納沙布(のさっぷ)」です。ちなみに「ノシャップ岬」は違う場所ですのでご注意を!
アイヌ語で「ノッ・サム=ノッ・シャム=岬の傍ら」という意味。なので、「ノシャップ岬」も最東端の岬なので、二つは似ている地名になったのでしょう。

根室市の根室半島の先っぽにあって、「一般人が訪問可能な日本最東端地点」です。
夏でも寒いので訪問の際には、服装に気をつけてくださいね。

17.弟子屈

読み方「てしかが」
有名なラーメン屋さんがあるので読める方も多いかも?!
アイヌ語で「テㇱカカ」で「釧路川を横切る岩盤の様子」と「岩盤のところの岸」の2つの意味をつなげたと言われ、「岩盤が川を横切っているところの岸」という意味です。

北海道釧路総合振興局管内の川上郡にあって、有名な観光地は「摩周湖」や「屈斜路湖」。
「川湯温泉」は、明治時代から湯治場として親しまれている、日本に数少ない酸性の強い泉質の温泉。
「源泉100%かけ流し宣言」をしており、源泉そのままの温泉は「美肌の湯」といわれ、お肌がツルツルになりますよ。

18.重蘭窮

読み方「ちぷらんけうし」
ちぷらんけうし・・・ちぷらんけうし・・・唱えてないと忘れてしまいそうです。
アイヌ語で「チプ・ランケ・ウシ=舟下ろしをするところ」という意味です。
釧路郡釧路町仙鳳趾村にある海沿いの地域、村の名前「仙鳳趾村」(せんぽうしむら)からすでに難解です。

道道142号線にそって住居区が広がる小さな地域です。

19.音威子府

読み方「おといねっぷ」
アイヌ語で「オ・トイネ・プ=河口の濁っている川」という意味です。

上川総合振興局管内の北部にあって、北海道で最も人工がすくない一番小さな村と言われています。
村の公表している人工推移によれば、平成30年(2012年)で人工770人(住民基本台帳)と1000人を割り込んでいます。

特産品は「音威子府そば」で、そば殻ごとひく歯ごたえと風味が強く、そば好きにはたまらない一品なのですが、高齢化により2022年の夏に製造終了するようです。

20.別寒辺牛

読み方「べかんべうし」
アイヌ語で「ペカンペ・ウシ=ヒシのあるところ」に由来されているとされています。

厚岸郡厚岸町にある湿地帯で、ラムサール条約に指定されている湿原です。
原始を思わせるダイナミックな自然のなかに、約200種にも及ぶ野鳥が確認され、タンチョウ、絶滅危惧種のオジロワシなど珍しい野鳥などが生息する、まさに別世界を思わせる地域です。

おわりに

正直、20選では全然足りないくらい、たーくさんあります。
道民は子供のころから読んでいるのでずごく難しいもの以外はわかるそうですが、道外出身の私はカーナビに出てくる地名を見て「なんて読むんだ?」は日常茶飯事です。

アイヌ語が由来の地名なので難しくて当たり前なのですが、昔の知識人が教養をひらかすのに、わざわざ難しい漢字を当て字したという説もあり、教養というよりはどうしてそうなった感があるような気もします。
ですが、意味を知るとなるほど!と思えたりしておもしろいですね。

私のイチオシはやはり「重蘭窮」。
チプランケウシチプランケウシ・・・カタカナで書くと魔法学校で習うやつみたいですもんね(笑)
一度行ってみたいです!

みなさんも気になる地名チェックしてみてくださいね!

※画像はイメージです。

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